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戦後教育と国旗問題

自立にとって重要な要因の一つに『自信』や『自尊感情』がある。

モチベーションが向上しにくい生徒はこの自信や自尊感情が乏しい場合が多い。
組織マネジメント論的に考えるとこれには帰属意識の欠乏が一因と考えられており、社員研修では自社へのロイヤリティを向上させる施策が生産性向上へ成果を上げている。

帰属意識とは強く組織と結びつくことであるから自立と相反していると感じる人もいるかもしれない。
しかし自分が素晴らしい集団の一員であると自覚できるとそれは自信となり誇りとなり、自立の為の勇気を与える大きな力となるのだ。

しかし現代の児童・生徒は帰属意識が希薄である。
学校でクラスの一員であることを嫌いクラス対抗行事は盛り上がらない。
自分の学校に誇りを持つ生徒は少なく校章を外したり異なる制服を着たり、そして早く卒業したがる。
これは子どもに限らず大人も出身地を隠したり更には日本人であることを恥じるような言動をする者も少なくない。
この帰属意識の危機的な希薄さは政府において問題になるほどであり、小中学校における国旗掲揚の義務化を強行するほどの深刻さである。
そして自国の国旗を掲揚することに多くの教師が反対するような異常事態が発生している。

子どもたちの親の世代は戦後生まれで、明治から敗戦までの日本は世界屈指の糞の様な国であったと教育されている。
そしてアメリカ様に原爆ぶちかまされたおかげで目が覚めてアメリカ様の民主主義のおかげで幸せになる事ができましたと信じている。
子どもたちを指導する教師もこのような左翼教育の信者であるのだ。
賢明な教師であっても日本とは世界最低の軍国主義の象徴であると確信しており、国旗掲揚に反対する事、国歌斉唱を拒否する事こそ子どもたちを二度と戦場へ送り込まない大義の行動と信じている。

教師は自分達を左翼主義者ではないと言うだろう。
私もそう思う。私も自身を右翼主義思想家とは思っていないからだ。
しかし反右翼主義を正義と考えている事は間違いないだろう。
結果、アメリカが占領時に日本の反撃を警戒し日本の伝統文化を徹底否定した教育プログラムが未だに生き続けている。
日本民族の誇りはゴミとして捨てられたままそれを善とした教育が行われ続けているのだ。
子どもたちは学校の教育内容に疑問や違和感を抱いて親に尋ねてもその通りだと言うので信じざるを得ない状況にある。
自分が糞国の国民では当然自信など育つ訳がない。

先日小学校の歴史の授業を参観した。
明治の学校教育について優れていたが富国強兵を目的としているから現代とは大きく違うと説明していた。
その後生徒たちはディスカッションをしたのだが、そのような授業形態は社会人としての即戦力化を目指している文部科学省の方針であると参観者へ説明していた。

この矛盾になぜ気付かないのだろうか。
当時は日本だけが軍国主義だったわけではなく欧米列強が軍国主義だったから日本は独立を守るため同様の外交手段を選択したのだ。
これが維新であり文明開化である。
当時西欧化を進めなかった中国の没落をみれば当時の日本の選択を完全に間違っていたとは言えないだろう。
そして現在は経済至上主義の時代だから優秀なビジネスマンを育成することは国際競争力を高める国家戦略であり、これは軍国主義下で強い兵士を育成することと同一ではないか。

教師はビジネスの現場を全くわかっていない。
教師が多忙で疲弊しているという報道があるが、教育現場と東証1部上場企業の双方の就業経験があり学校の経営指導をしていた私に言わせれば、経済戦争の前線にいる企業戦士と比べ学校教師は半分も働いていない。
民間企業は国際経済に影響が無いような企業においても過労死や自殺者が続出する。
精神や内臓の疾患など当たり前だ。
将来子どもたちが出てゆく社会は教師が考え想像するような甘いものではない。
もし日本の企業が教師の考えているようなものであったなら、近い将来に日本はアメリカの子分でいることすらできず、中国に占領され属国となるだろう。
現代の外交は政府や外務省だけが行っているわけではなく、企業が経済で戦っているのだ。
そして多くの大手日本企業が国際競争に破れ倒産の危機に瀕している。

国旗や国歌を拒絶する教師は、生徒児童から自信や自立する力を奪い熾烈な経済社会において自殺する若者を大量生産しているということを自覚するべきである。
戦場の最前線へ田舎百姓の息子を何の訓練も無しに装備もなく丸裸で捨て駒として送り込むようなことをしているのだ。
子供に教育で育てるべきものは、幻想のビジネススキルではなく、民族の誇りとそこから生まれる揺るぎない自信なのだ。

時間の不足を理由に明治以降の歴史の授業を行わない小中学校の教師を私はたくさん知っている。
多くの進学塾で学校がないがしろにしている現代史の特別補修授業を行っている。
学校の歴史の授業は月曜日である場合が多い。
祝日や学校行事の代休を理由に授業の遅れを正当化している。
カレンダーを読めない教師が解雇されないとは如何なることか?
休日を理由に納期に間に合わないビジネスマンがいると思うのか?
納期に間に合わない仕事を何年も放置し続ける社会人が許される程に日本は文明の遅れた国なのか?

戦争から目をそむけ拒絶することが反戦ではない。
戦争を正しく理解し考察することこそが反戦教育なのだ。
国民の無知が多くの悲劇を生んできた事は歴史が証明しており、だからこそ義務教育があるのだ。

続く
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プロフィール

someyagunsoh

Author:someyagunsoh
代表取締役社長 染屋雅俊

1965年4月27日生
千葉県佐倉市出身

陸上自衛隊 レンジャー課程修了
慶應義塾大学文学部中退
元進学塾・予備校数学教師
教育事業コンサルタント

大叔父は海軍上等兵曹染屋雄三
横須賀第二陸戦隊所属。海軍第五根拠地隊司令部付。
昭和19年7月サイパン島にて玉砕。

青春を護国に捧げ独身のまま戦死した子孫のいない大叔父の孫として生きる。

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